成功事例

生前母の財産を使い込んでいた兄弟から、財産の返還を求めた事例

担当:三宅弁護士

ジャンル:相続・遺言

解決までの期間:半年

事例

  • 認知症になった母の財産を兄が母に断りなく使い込みが疑われた事例。
  • 母の死亡後に、相続財産がないことから、不信に思った他のご兄弟から返還を 求められないかとのご依頼。

解決までの流れ・ポイント

まずは、母の預金の取引履歴を取り寄せ分析しました。また、同時に母の医療記録を取り寄せて認知症の進行具合や施設への入所の履歴を確認しました。
 認知症が進んでからの貯金の引き出しや施設に入っている時期の過分な預金の引き出しについて返還を求めました。

成果

過分に引き出された預金について、相続分に応じた返還を求
めることができました。

担当弁護士からのメッセージ

近年は、認知症が進んでなくなられる場合が多くなり、その間に本来であれば相続財産になるべき財産が使い込まれたりして流出してしまうこともあります。
 そのような場合、使い込んでしまったものに返還を求めることができる場合がありますので、ご相談ください。
 また、認知症が進んだ親の財産を守るために、成年後見制度等の利用も考えられます。