成功事例

介護の寄与分を遺産分割調停で実質的に認められた事例

担当:三宅弁護士

ジャンル:相続・遺言

解決までの期間:1年

事例

  • 加齢による身体的障害、認知症がある両親を同時に自宅で介護していた。
    両親が亡くなった後の遺産分割協議において、依頼者が行っていた介護の寄与分(相続財産の増加や保全に寄与したもの)を認めてもらいたいと主張した事例

解決までの流れ・ポイント

両親の健康状態を示す資料や介護のために依頼者が使った費用・労力を示す資料が乏しい状態でした。
病院やヘルパーの会社など考えられるところから資料を取り寄せ裁判所に提出しました。

成果

一定の寄与分を実質的に認める内容になり、依頼者は他の相続人より多く財産がもらえる内容になりました。

担当弁護士からのメッセージ

介護の寄与分に関しては、認められなかったり、少額になったりするケースも多いなか、一定額の寄与が実質的に認められたので、依頼者に満足いただけました。
相続一般に言えることですが、かなり前のことまで資料を探さなければならず、資料をそろえるのに苦心しました。